【生物環境工学科】はじめてのフラワー装飾
2025年05月04日
コース分けと学習内容について
生物環境工学科では、1年の3学期よりコース分け(https://masudashoyo.jp/subject/agriculture/)が行われます。
・食料生産コース(野菜・作物、果樹)
・フラワーバイオコース(草花)
・環境土木コース(土木)
フラワーバイオコースを選択すると、2年次より学校設定科目である「フラワー装飾」という授業を受けることができます。
この授業では、益田市内で「花の店 エムフローラ」を経営されている 森山みちよ 先生に非常勤講師としてプロの指導していただいています。
資格取得について
授業で学習する内容に関連した資格の1つとして、国として証明する国家検定制度である技能検定(https://www.javada.or.jp/jigyou/gino/giken.html#Anchor1)の受検もしています。
2年次に3級を、3年次に2級を取得することを目標としています。
技能検定に合格すると、合格証書が交付され技能士と称することができます。
初回・2回目の様子
3級課題の1つである「花束」を練習している様子です。検定では、制限時間内に決められたサイズの範囲内に作品が収まるように仕上げる必要があるため、スピードと正確さが求められます。
森山先生からのレクチャーを受けながら、長さを揃えたり花の配置を確認したりしています。
初めての花束でしたが、とても素敵にしあがりました!!
2回目の花束制作。回数を重ねて完成度を高めます。
花束の課題にはリボン作成も含まれています。慣れない作業に指がつりそうになります・・・
1回目よりも2回目のリボンは形も整い、制作時間もとても短縮されていました!!
初めから完璧なものは制作できません。
先生からの指導を受け(聴く、見る:入力、インプット)、練習の回数を重ねていく(書く、話す、行動する:出力、アウトプット)ことで自分の得意なところや苦手なところが見えてきます。
さらに回数を重ねていくことで、自分の苦手克服に向けた対策ができ、最終的には完成度の高い作品ができます。
インプットとアウトプットの黄金比は3:7である という考え方があるようです。このバランスがどちらかに偏っていると、チャレンジしてみたものの、上手くいかなくて途中であきらめてしまうということが起きるようです。
インプットが多い例として、SNSや書籍でたくさん情報収集をして、初めて何かを実行するような場合。
アウトプットが多い例として、なんとなく知っている内容をとりあえずやってみる といった場合。
完成度を高めるためには、インプットもアウトプットもどちらも大切で、さらに3:7というバランスをとることも大切になります。
学校生活において授業や部活動などは、まさに自己の完成度を高めていくのにはうってつけですね!
中学生のみなさん、益田翔陽高校で自身の様々なスキルを高めてみませんか。