益田市では「ひとが育つまち益田」を合言葉に、全ての世代のひとがいきいきと生きる益田市の実現に向けて様々な取組を行なっています。
その取組事例の発表や、参加者同士の対話を通して学ぶ場として「ひとが育つまち益田フォーラム2024」が、3月2日(土)益田市立市民学習センターを会場に開催されました。

生物環境工学科からは前日に卒業した3年生6人(野菜作物・草花・土木から2名ずつ)、教員1名がMASUDA no Hitoとして参加してきました。
このフォーラムには全国各地から参加されており、発表者(MASUDA no Hito:赤)・参加者(市内:黄)・参加者(市外・県外:青)に分類されました。(名札の紐)
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本校のMASUDA no Hitoの表情は硬く、開始前の緊張感が伝わってきました。。。
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13:00 オープニング

益田市長の挨拶に始まり、
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さっそく参加者全員による対話の場が設けられました。
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ルールはとてもシンプルです。向かい合った相手と1対1で、話し手と聴き手に分かれ、1~2分程度の対話をし、キャタピラーのように席を移動し、また別の人と対話を行うというものでした。
この時間で少し緊張もほぐれていく様子がうかがえました。

≪話し手≫ 出題者のテーマ(最近あった嬉しかったことや悲しかったこと。など数問)に沿って話をする。
≪聴き手≫ 相手の話を「うんうん」とうなずいたり、「へぇ~」と相づちをうったりし、ただ聴くだけ。
※聴き手の注意点※
「すごいねー!」など、相手を評価しないこと。
相手の話をさえぎって、自分の話をしないこと。
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13:55 マスダンワ ~50を超えるミニ分科会~

ここからが本番です。MASUDA no Hitoが主体的に取り組んできた内容を、3~4人の参加者に対して対話ベースで紹介するミニ分科会です。。
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1セット20分という時間の中で、はじめに5~10分発表者による発表をし、残り時間は質疑応答や参加者の話を聞く時間、という方法で3セット行われました。
オープニングでの参加者全員による対話の場同様に、発表者が話している内容を参加者は「うんうん」とうなずいてくれました。
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参加者からの質問についても、自分たちの言葉で表現しすることができました。
また生徒だけではなく、MASUDA no Hitoとして参加した教員も、教員としての立場での取り組みを発表し、その分科会に参加した他道県の先生方とも悩みを共有していました。
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3セットの発表の内容は同じかもしれませんが、毎回参加者が異なるため様々な質問や感想が返ってきました。
そのことで発表者にとっても様々な気付きが得られた分科会だったのではないでしょうか。

対話を通して新たな出会いや発想につながります。
これから社会に羽ばたいていく6名にとって、この日の経験が成長の糧になってくれることを切に願います。