中西中学校2年生と取り組んでいる、「土木の魅力を伝える出前授業」の第3回目を行いました。

全3回の日程で計画する今年度ラストの授業となります。

 

1回目は、三隅・益田道路建設工事現場を会場に「土木の魅力を伝える講義」、「翔陽高校の魅力の紹介」、「建設工事現場見学」を行いました。

2回目は、益田翔陽高校を会場に「コンクリート作成」、「バックホー操作」、「ドローン操作」を体験的に学習しました。

3回目は、地元中西地区で農業用水路の補修体験実習を行いました。

 

 

前日までに現場の状況を確認(立会)し、当日朝から現場で準備を行いました。予想外の雨が降っており、水路内の水の除去に苦労しました。

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中学生が到着し、作業開始です。

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…3回目ともなると、中学生と高校生との距離も近くなり、作業をしながらも会話が弾みます。作業方法を熱心に質問する生徒、部活動について質問する生徒、勉強について質問する生徒など、真剣に作業をしながらも楽しそうに補修をすることができました。

 

 

補修作業終了後に、全員で施工箇所の確認を行いました。

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…写真ではわかりづらいですが、水路の目地(つなぎの部分)だけでなく、側壁の割れ目も器用に補修作業を行うことができました。

 

また、地元組織代表の椋木さんからご挨拶をいただきました。

椋木さん:「最近は、高齢者が多くなって水路の補修作業が難しくなってきています。今日のように高校生と中学生が作業を行ってくれると、本当に助かります。ありがとうございます。」

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最後に、中西中学校で3回の授業の振り返りを行いました。

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…教室に入ると、中学生のみなさんからのメッセージが黒板いっぱいに書いてありました。(似顔絵つきで)これまでの3回を振り返りながら、3年生の進路報告も行いました。

 

 

今年で3回目を迎えた活動も、毎年新しい視点を加えながら開催しています。生徒は授業の組み立てから段取り、当日の進行までシュミレーションを重ねながら進めていきます。

これを機に、土木の世界に興味を持ってもらい、将来の仕事の選択につながればうれしいです。

 

中西中学校の2年生と先生方。益田市農林水産課様、地元組織代表の椋木さん。お忙しい中ありがとうございました。