令和7年に完成予定の三隅・益田道路。

これまでも、多くの現場見学を企画していただき、学習させていただいています。

 

今回は、遠田高架橋鋼上部工事・遠田IC第3改良工事現場に行きました。

IHIインフラシステム様、野村組さまの企画によって実現しました。

 

現場見学だけでなく、様々な体験活動も盛り込んでいただきました(4つのブース)

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1.VR(仮想現実)で橋梁工事を体験

一つ目のブース(IHIインフラシステム)では、VR(仮想現実)ゴーグルを着用し、橋梁工事現場を見学しました。

仮想の工事現場ではありますが、まるでその場に立っているような感覚になり(歩いて行けないような高所にも上ります)、悲鳴に近い歓声が聞こえ、ブース内は盛り上がりました。

みなさんにもぜひリアルな橋梁工事を体験していただきたいです。

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2.橋梁工事の施工方法を学び、高力ボルトの締め付け体験

2つ目のブース(IHIインフラシステム)では、鋼橋の施工方法について説明を受けました。そして、施工に使用される「高力ボルト」の締め付けを体験しました。締め付けには専用の機械を用います。この工事現場では、ボルトを約36,000個締め付けるそうです。

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3.高所作業車で施工中の「桁」の見学

3つ目のブース(IHIインフラシステム)は、現在施工中の「橋桁」を真横から見学し、説明していただきました。IHIインフラシステム様には、益田翔陽高校のOB(益田産業高校卒)が勤務しておられ、ここ三隅・益田道路の橋梁工事を担当しておられます。

高所作業車に乗って先輩から説明をしていただきました。工事のお話から、先輩のこれまでの人生経験やアドバイス、海外勤務の経験など後輩への熱いメッセージをいただきました。

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4.建設機械の乗車体験

4つ目のブース(野村組)では、遠田ICの工事概要の説明と建設機械の乗車体験をさせていただきました。

野村組様には、この現場でインターンシップの受け入れをしていただき、2年生の2名は体験をさせていただいています。

ICTを搭載したバックホーや、道路の締固めに用いるロードローラに乗車しました。

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盛りだくさんの内容を企画してくださり、生徒たちも楽しみながら学習することができました。

年内中には桁が架かり、工事の完成は2025年の2月になるようです。

 

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お忙しい中企画していただいた、IHIインフラシステム様、野村組様。

本当にありがとうございました。

次回は、コンクリートの打設時期に再度見学させていただきたいと思います。

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