毎年10月に「全国産業教育フェア」(略:さんフェア)という大会が、全国各地の持ち回りで実施されます。(2022青森、今年・福井、24栃木)

◎文部科学省が、専門高校等の生徒の学習成果を総合的に発表する全国産業教育フェアを、都道府県教育委員会との連携・協力を得て毎年開催しており、その中に「フラワーアレンジメントコンテスト」があります。

・島根県からは2名が参加でき、益田翔陽はR6年度とR7年度に出場資格が与えられます。
次年度以降、益田翔陽の代表を決める方法として校内大会の実施を検討しており、そのプレ大会として9月19日に作品制作を行い、校内の生徒・職員に投票してもらいました。

 

作品制作の様子

生物環境工学科2・3年生のフラワーバイオコースの生徒は、科目「フラワー装飾」という授業の中で制作をしました。
今回のテーマは「命の輝き」です。
各々の想いを作品に込めて制作を行いました。

【2年生】
1

【3年生】
2

また今回は、まだコース選択をしていない生物環境工学科1年生にも出場者を募ったところ、嬉しいことに4名が参加してくれました☆
冬休み明けにはコース選択があります。その参考になれば幸いです。
【1年生】
3

 

作品展示(投票期間:9月20日(水)~9月22日(金))

19日に制作した作品を、職員室前に展示しました。
4
同じ花材を使っていても制作者の想いが異なるため、様々なデザインの作品が並びました。

 

投票結果

生徒・職員の投票結果は以下のとおりです。投票してくださった生徒・職員のみなさん、ご協力いただきありがとうございました。

≪金賞≫  楠 愛莉さん(3年)
5

デザインをらせん状にすることで年をとって共に成長することを表現しました。

 

≪銀賞≫  石川美夢さん(2年)
6

ヒマワリが輝いて見えるように周りにシネンシスをさしました。ほうきをスプレーで青くして、空を表現しました。

 

≪銅賞≫  土江 遥さん
7

私は一人ひとりが誰かに大切にされていることが「命の輝き」だと思いました。だから、色々な花を人に見立てて、アレカヤシで花を囲い、誰かに守られている様な優しい表現にしました。

 

≪奨励賞≫ 竹居瑞生さん(3年)
8

らせん状に花を置き、人生の成長を表現しました。アレカヤシで空間を作り、全体的に存在感を出し、花を目立たせることにより生命の強さを表現しています。

 

≪奨励賞≫ 藤原 愛さん(3年)
9

≪フラワーアレンジメント≫という単語を調べた時に印象的だったのは、空間的に色どるということでした。≪空間≫と≪命≫これら2つの共通点を考えた時に感じたのは寂しさでした。空間の中にある”寂しさ”を私たちはどうやってうめて、生きていくのでしょうか。

 

終わりに

今回のプレ大会を実施していく中で、運営上の様々な課題も見つかりました。
次年度の「さんフェア」の代表選考会までのところで検討を重ねていきたいと思います。

また、11月に行われる予定の翔陽祭においても、同様のコンテストを実施予定です。
来場された皆様にも投票していただきたいと思っておりますので、ぜひ翔陽祭へお越しください。

みなさまの投票結果が、生徒の日々の学習における深化につながるものと思っておりますので、ぜひともご協力のほどよろしくお願いいたします!