今年度、益田翔陽高校では「翔陽してぃへようこそ」の名称で、4つの学科の魅力発信する体験活動を行っています。

 

生物環境工学科の環境土木コースでは、3年前から「土木の魅力を中学生へ伝える」出前授業を、中西中学校のみなさんと行っています。

きっかけは、「壊れた水路の補修ができない」「高齢化や人手不足で手が回らない」といった地域課題を聞いた生徒が、「自分たちの学んでいる土木技術で地域に貢献したい」という思いからでした。

 

年間3回のプログラムで計画している1回目は、国土交通省浜田河川国道事務所・富士ピーエス様のご協力のもと、三隅・益田道路建設現場を会場に行いました。

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まずは、開講式を行いました。司会進行は環境土木コースの生徒が行います。

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授業の前に、富士ピーエス様の担当者の方から、橋の工事方法の説明をしていただきました。

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そして、3つのグループに分かれて授業開始です。

各班に高校生の担当者がついて、授業をすすめていきます。

木部高架橋上部工架設工事現場の見学

橋脚(上部を支える構造物)に上って、これから完成に向かう工事の説明をしていただきました。

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工事用のエレベーターで上ります。説明を受けた後で、ドローンで記念撮影です。

 

土木の魅力を伝える講義

例年は学校の教室を会場にしていましたが、今回は現場(バスの中)で座学を行いました。

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土木は4つの「み(みず・みち・みどり・みらい)」で町を作り、守っていることを伝えました。

 

学校説明

益田翔陽高校には、生物環境工学科以外に3つの学科があります。まや、部活動や進路に関する説明もしました。

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1時間の授業でしたが、あっという間に時間が過ぎていきました。

最後はみんなで記念撮影です!

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参加してくれた中学生からは、「土木の仕事カッコいい!」「完成したらすぐに通りたい」といった声が聞かれました。

 

次回は10月に、益田翔陽高校農場を会場に、実習授業を開催予定です。

 

本日お忙しい中ご対応いただきました、国土交通省浜田河川工事事務所様・富士ピーエス様、本当にありがとうございました。