【生物環境工学科】春の花壇苗の準備が始まっています
2023年02月20日
令和5年4月29日(土)に毎年恒例の「緑の市」が予定されています。
そのイベントに向け、草花部門では年明けから苗づくりが始まっています。
1月に大半の種子を播種(はしゅ)しました。播種後、早いものでは2~3日で発芽(はつが)や出芽(しゅつが)します。
播種:種をまくこと
発芽:種から芽が出ること。でもまだ土の中にある状態
⇒発芽の条件には、温度・酸素・水が必要。
種子の種類によっては光が必要であったり不要であったりする。
出芽:土の表面から芽が出ること
花の種子の中には直径1mmにも満たないとても小さな種子もあります。そんな小さな種子ですが、土の表面からポコッと芽を出す瞬間に立ち会うと、生命の尊さや力強さを感じます。
2月に入り、徐々に大きくなった苗は鉢上げ(はちあげ)を行います。
鉢上げ:プラグトレー(写真の黒いトレー)からポリポットへ移し替えること。
緑の市用に準備するポット数は約8,500ポット。
その1つ1つを手作業で丁寧に行っていきます。
この鉢上げ作業は3月中旬まで行います。
私たちは栽培に関する学習のみではなく、販売実習も行います。
栽培・販売に関する反復学習を通して、コミュニケーション能力などの社会性を伸ばしていきます。
あなたの未来に向けて 翔陽で翔けよう!