本校は、海沿いの丘の上に校舎があり強風が吹きます。体育祭や翔陽祭などでテントを建てたとき、テントが強風で飛ばされることもあり、とても危険です。そこで、安全に学校行事が実施できるように、環境土木コースの2年生が総合実習の時間にコンクリートでテントのウエイト(重し)を作りました。

前回のコンクリート実習を活かして、ウエイト1個あたりに必要な材料の計算までを班で協力しながら決めました。また、廃棄する予定だった一斗缶を加工して立方体の型枠を作成しました。さらに、25キロ以上にもなるウエイトを簡単に運ぶことができるように取っ手をつけ、2人でも持ち上げることができるように工夫しました。

設計から施工までを班のメンバーと協力しながら行いました。完成したウエイトを見て2年生は達成感を感じることができたと思います。「作ったもの」が形となり残る。これも、農業土木の魅力の1つだと思います。

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      型枠の作成                コンクリート練り混ぜ

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    コンクリート打ち込み               打ち込み後

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      完成したウエイト