環境土木コース2年生の総合実習では、平板測量、製図、土木材料実験、土質実験などを行います。

今回は、土木材料実験のフレッシュコンクリートを使用した「スランプ試験」を行いました。

「フレッシュコンクリート」は、セメント、水、砂、砂利を混ぜ合わせ、まだ固まっていないコンクリートのことです。それが時間をかけて固まると、皆さんがよく目にする「コンクリート」になります。

フレッシュコンクリートがどれくらい柔らかいのか(流動性)を調べる試験が「スランプ試験」です。水分が多過ぎても少なすぎても良いコンクリートはできません。決められた配合で作られたコンクリートは、十分な強度があると同時に、型枠に流し込む際の作業効率を良くすることができます。

コンクリートの作り方は、

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(1)各材料の重さを測定する。          (2)大きな容器に水以外の材料を入れてかき混ぜる。

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(3)少しずつ水を入れながらかき混ぜる。     (4)ほどよく硬さになったら完成!

 

スランプ試験は、スランプコーンにフレッシュコンクリートを流し込み、規定の回数だけ突き固めます。満タンに詰めたコーンをゆっくり引き上げ、フレッシュコンクリートの山がどれくらい崩れたのかを測定します。

スランプ試験の動画はこちら→→→→→→→→https://youtu.be/44X4NO7X7PA

小さい頃にバケツを使って砂山を作ったのを思い出しますね!

 

実験方法はシンプルですが、意外と作業が難しく苦戦しました。しかし、班員同士で協力しながら実験をすることが出来ました。次回では、コンクリートを使ってテント用のウエイトを作ろうと思います。

 

次回もお楽しみに!!