【生物環境工学科】シクラメンのたねまき
2021年12月22日
11月の翔陽祭や12月の夕方ふれあい市ではフラワーバイオコースの主力商品であるシクラメンという鉢花を販売しました。
先日、販売活動の際、お客様から
「シクラメンの球根はどこで買ってるの?」
と質問されましたが、シクラメンは球根を購入して栽培しているのではありません。
益田翔陽高校では、写真のように種まき(播種:はしゅ)から始めています。
ちなみに、令和4年11月に販売する予定のシクラメンは令和3年11月に播種を行いました。
すなわち冬に販売しているシクラメンは、約1年間をかけて栽培・管理されているのです!
シクラメンの性質として暑すぎも寒すぎもダメ、光が強すぎても弱すぎてもダメ。
ある程度大きくなってきたら1鉢ずつ葉を動かして大きくなってきた球根に光を当てないとダメ。
様々な条件をクリアして生き残ったシクラメンが秋冬に店頭に並びます。
それらの管理をフラワーバイオコースでは勉強しています。
手がかかってとても大変なこともありますが、手をかけた分愛情もわき、販売時にお客様が喜んで買っていかれる姿を見ると頑張って管理してきた甲斐があります。
働くことの喜びを実感できる瞬間を得られるのも、専門科目のある益田翔陽高校の魅力でもあります。
あなたも一緒に益田翔陽高校で学んでみませんか?