土木の魅力を中学生へというテーマで、課題研究に取組んできました。

1回目は中西中学校で「土木とは・・・:という座学授業を行いました。

2回目は益田翔陽高校で「土木実習体験」を行いました。

 

今回は3回目の出前授業(水路補修作業)を、市原地区内の圃場で行いました。

講師は土木コース3年生の13名です。

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天気も心配されましたが思ったよりも暖かく、水路補修作業をスタートしました。

 

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午前中に本校の生徒があらかじめ補修箇所を選別し、準備を済ませておきました。
ガラス繊維入りモルタルを使用し、目地の欠損箇所やひび割れ箇所を補修していきます。

 

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初めての作業に難しさを感じている様子でしたが、高校生の見事な指導により水路の
補修が進んでいきます。
「楽しい~」「上手にできた~」という声がたくさん聞こえてきました。

 

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現地作業の最後には、圃場を管理しておられる代表の椋木さんからあいさつをいただきました。
「高齢化の影響もあり、なかなか補修ができない箇所が多くある中で、このような活動をしていただける
ことに感謝しています」とうれしいお言葉をいただきました。

 

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中学生からお礼の言葉もいただき、現地作業は無事に終了しました。

 

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これで終わりではありません。
中西中学校に移動し、この課題研究最後の出前授業を行いました。

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7月の座学授業、9月の土木実習体験、今回の水路補修と3回の授業を行ってきました。
その振り返りを教室で行いました。

その後のアンケートには
「土木の大切さや必要性がよくわかった」
「高校で土木について学んでみたい」
「高校生が優しく楽しく教えてくれたことが良かった」
など、たくさんの感想をいただきました。

何よりも、土木の仕事や勉強に興味を持ってくれた中学生が増えていたことに、課題研究メンバーも
活動の手応えを感じていました。

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中学生に土木技術の魅力や楽しさを伝えよう・・とはじめた活動も最後となりました。

実施要項や授業の指導案作成、電話連絡等のやりとりもすべて生徒自身が行ってきました。

初めてのことばかりで、中西中学校の生徒や先生方にもたくさんのご迷惑をおかけしたことだと

思います。

 

1年間ともに活動していただいた中西中学校2年生のみなさん、先生方。

活動を支えていただいた、益田市役所農林水産課の川本さん、有田さん、広兼さん。

圃場を提供いただいた椋木さん。

実習にご協力いただいたドローンクリエイト株式会社様。

本当にありがとうございました。

 

2月に開催予定の「課題研究発表会」でこの成果を報告したいと思います。