山陰道道路工事の現場見学に行きました(生物環境工学科)
2021年03月10日
生物環境工学科2年生の土木コース13名で、山陰道(三隅・益田道路)の工事現場
見学会に行きました。
工事現場の概要説明の後、現場で使用されているICT建設機械に全員で試乗しました。
3Dで作成された計画図面が、建設機械内のモニターに映し出され、計画線に沿って機械の先端が動いていく様子を実際に体験することが
できました。
また、現場の発生土は「泥岩」と呼ばれ掘削直後は硬い岩質状態ですが、時間が経過するとひびが入り、ボロボロに崩れてしまう性質があります。
よって、そのままでは盛土に使用することができません。
現場では、この「泥岩」を回転式破砕混合方法と呼ばれる特殊な工法で破砕し、石灰を混ぜることで強度の高い土にリサイクルする技術が用いられていました。
現地に設置されている専用機械も全国に14台しかない貴重なものでした。
進化を続ける土木技術を目の当たりにし、より深い学びにつなげることができました。
現場を担当しておられる株式会社野村組様をはじめ、中国地方整備局様、コマツ様お忙しい中丁寧な説明をありがとうございました。