3月8日(金)1年生の測量の時間に地元企業の株式会社昭和設計事務所の方たちを講師にお招きし、最新の測量機器を体験する出前授業をしていただきました。

1年生の測量では、測量の種類や観測結果の処理方法について学び、農業全般への応用や日常生活に測量の知識を活かすための学習を行っています。今年で3回目となるこの出前授業では、昨年とスタイルを少し変え「ドローンによる写真測量」「人工衛星を利用したGNSS測量」「自動追尾システムを搭載したトータルステーション」の3つをローテーションしながらそれぞれ体験しました。

 

【ドローンによる写真測量】ドローンは、事前に飛行ルートをプログラミングしており、ほとんど操作なして空中から地上を撮影します。また、2次元ではなく3次元で地上を撮影することができ、地形図の作成はもちろん土木工事の際に活用されます。

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【人工衛星を利用したGNSS測量】GNSS測量とは、宇宙に打ち上げられた人工衛星からの電波を受信して地上の位置情報を調べる測量です。カーナビなどもこの技術を利用しています。電波を受信する受信器の位置情報を短時間かつ正確に調べることができます。

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【自動追尾システムを搭載したトータルステーション】トータルステーションとは、角度と距離を測定する測量機器です。今までは、2人以上で測定を行っていたものを自動追尾システムにより1人で観測を行うことができるようになりました。また、観測も器械が行うため経験が少ない人でも簡単に角度と距離を測定することができます。

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来年度から環境土木コースで学習をしていく生徒はもちろん、それ以外の生徒にとってもよい経験となりました。

講師をしていただいた昭和測量の皆さんありがとうございました!